YAPC::Asia 2010に行ってきた

前回の記事から1年経ってしまいました。。。

で、またYAPC::Asiaの時期がやってきました。
今年は、がっつりと有休を取ることが出来たので、前夜祭から2日目までどっぷりとYAPCに浸かってきました。
簡単に私が見たセッションの感想を書いていきたいと思います。

前夜祭

PerlCasualのYAPC出張版ということでPerlCasualの中の人が主催。
フレームワーク周りの話しがメイン。正直なところ、よくわかりませんでした。
やっぱ普段バリバリ使ってないと分からないよね。ということで、前夜祭の話題は終了w


詳しくは、gihyo.jpの記事で。若干私も写ってたりw


そんなフレームワークの話題の中、最後のkoba04さんのLT「モダンPerlの裏側で..」は興味がそそられました。
どこにもありますよね。反面教師として今後に活かしたいですね。


そうそう、ちなみに今年のグッズはトートバッグとGREEのノート、GREEのボールペン、mixiフリスクその他諸々でした。

1日目

頑張って早起きして1発目のセッションから見ました。
あ、詳細な内容は、やっぱりgihyoの記事でw

●That Goes Without Saying (or Does It?) - Larry Wall

なんと今回のYAPCには、Perlの生みの親 Larray Wall がセッションをしました。
当然英語でしたが、ゆっくり話されていたため自分でもなんとかわかりました。

●Modern Perl Web Development on Amazon EC2 - Kazutake Hiramatsu

EC2を使ったWebプログラミングについて。

●モダンな Perl5 開発環境について - Modern Perl5 Development Environment - 2010年代を生きのびる Perl5 活用術 - Tokuhiro Matsuno

モダンにPerlを使う為のTips。cpanmを初めて知りました。これは良さそう。

●Inside Mixi - Hiroki Daichi

mixiの裏側。たんぽぽ開発グループの取り組みは面白い。こういう技術的な監視は重要だと思う。

●Studying HTTP with Perl - mala

色んなHTTPクライアントの紹介。LWPもサブモジュールがこんなにあるんですね。

Perl プログラマPHP大規模開発の会社に入って - 伊藤直也

最近話題のはてなからGREEに転職した氏のお話し。

2日目

Ajax Application Testing - Yappo

Ajaxのテスト。ブラウザを開く→テストする→閉じる、の一連の流れが自動化されているモジュールの紹介。

Perlで任意精度計算 - Daisuke Maki

タイトルの通り、Perlで任意精度計算。暦の計算って意外と大変なんですね。。。
弾さんが言った通りLookupTableを使えば(ry

●「映画にでてくるハッカーになりたい」 - cho45

この人にエンターテイメントの部門で投票しました。
すーぱーはかーっぽくコマンドラインが見える様になります。
ログの可視かは実用性はあまりないけど、映画で出てきたらおって思いますよね。

perl-casual特別企画 Unix Programming with Perl - kazuho

UNIX上でPerlを使う時の注意点。基本から説明があったため、非常にわかりやすかった。
今回のYAPCで一番勉強になったかも。真剣にメモった。

●let's database testing!! - xaicron

DBのテストについて。Test::mysqldとTest::Fixture::DBIは今度使ってみよう。

●Inside LLEval - Dan Kogai

LLEvalの裏側、の予定だったが、LLEvalを使ってみる、というタイトルにかわった。
私的には裏側が知りたかったなぁ。
ちなみに渋谷.pmに使った資料が↓に公開されてます。
http://www.dan.co.jp/~dankogai/shibuya-pm-11/lleval.html

●省サーバ運用 - nekokak

資料:http://nekokak.org/presen/yapcasia2010-server/
今回一番面白かった。ベストトークに投票しました。
大規模案件の開発者から転職し、小企業のインフラ構築〜運用〜サポの上から下までを担当することになった氏のお話し。

端的に書くと、エンジニアだからといって技術的なことだけではだめだ、コスト意識と周辺業務の意識が必要だということです。
今の仕事柄、開発よりもシステムよりなことに携わっていますが、それでも、大きな案件になるとこの辺が意識しにくいんですよね。
エンジニアとして一つ飛び出るにはこの辺りを押さえないと簡単にきられちゃいます。

●そして、、、LT

昨年同様、非常に面白かったです。
自分も挑戦してみようと思いましたが、やっぱりハードルは高いです。

まとめ

今年も素晴らしいイベントでした。非常に充実した3日間でした。
来年はスピーカーとして参加したいですね。

そういえば今日、終わった後にtwitterのTL眺めてたら、一部の人たちが内輪ネタで盛り上がっていて気持ち悪い的なtweetがありました。うん、確かにわからなくもないです。が、あっち側の人も歩み寄ろうという活動はしていて、一概にそうも言えないと思うんですよね。最後はこっち側から話し掛けにいかないといけないんです。来年までに色々頑張ろう。

とにもかくにもほんとに楽しかったです。
ありがとうございました。


そうそう、なんとLarryWallにサインをもらいました!
もちろん、プログラミングPerl〈VOLUME1〉に。家宝にします。